丸紅アセットマネジメント株式会社 環境への取り組み
丸紅アセットマネジメント株式会社(以下、当社)は、持続可能な社会の実現に向けて、環境負荷の低減を重要な課題として捉え、積極的な取り組みを行っています。当社の「サステナビリティ方針」に基づき、不動産投資運用業務における省エネルギーや温室効果ガス(GHG)排出削減を推進しています。
環境管理システム(EMS)の構築と運用
当社は、「環境管理システム運用マニュアル」に基づき、PDCAサイクルを中心としたEMSを構築・運用しています。これにより、エネルギー消費、GHG排出、水消費、廃棄物排出などの環境目標・活動計画を策定し、継続的な改善を図っています。
省エネルギーとGHG排出削減の取り組み
「省エネルギー推進実施マニュアル」および「GHG排出削減推進実施マニュアル」に基づき、投資先不動産ポートフォリオのエネルギー消費量やGHG排出量を継続的に把握・管理しています。これにより、省エネルギーの推進や再生可能エネルギーの活用を通じて、GHG排出量の削減を目指しています。
具体的な環境目標
- エネルギー消費量:消費原単位(kWh/m²)を前年比1%削減し、2020年度から2024年度の5年間で年平均1%の削減を目指す。
- GHG排出量:消費原単位(t-CO₂e/m²)を前年比1%削減し、同期間で年平均1%の削減を目指す。
- 水消費量:消費原単位(m³/m²)を前年比0.5%削減し、同期間で年平均0.5%の削減を目指す。
環境パフォーマンスの実績
当社は、エネルギー消費量、GHG排出量、水消費量の実績を毎年度集計・分析し、環境パフォーマンスの向上に努めています。2023年度のエネルギー消費量は114,700 MWh、GHG排出量は39,905 t-CO₂e、水消費量は716,270 m³となっています。
外部認証の取得
当社が資産運用を受託している丸紅プライベートリート投資法人の保有物件において、環境性能評価システム「CASBEE-不動産」などの外部認証を取得しています。例えば、「みなとみらいグランドセントラルタワー」はSランクを取得しています。
サステナビリティファイナンスの推進
当社は、サステナビリティ推進の一環として、「サステナビリティファイナンス・フレームワーク」を策定し、資金調達手段の多様化や社会貢献を実現しています。これにより、グリーンローンの活用や再生可能エネルギー関連設備の導入を進めています。
目次
参照先:https://www.marubeni-asset.com/sustainability/initiatives.html